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現代文の点数の上げ方
オリンピックの日本のメダル獲得総数が過去最多となることが確実になったそうです。猛暑、コロナで大変な中、選手の皆さんお疲れ様です!もちろん日本の勝利は嬉しいのですが、敗者を称える姿にグッときます。そう、共にこのオリンピックに向けて全力を注いだ者同士。その努力に優劣などつけられません。勉強も同じはずなんですがね・・・。
さあ今日は現代文になります。現代文は得意だけど点数が安定しない人が多いのではないでしょうか。
僕も点数の上下に最初は苦しみました。なぜ点数が荒れているのかを分析すると、筆者の意見をきちんとくみとれていない、自分の意見が入ってしまっていることが多いとわかりました。
そこで意識したのは自分を封じるということです。自分の考えではなく筆者の意見にただひたすらに寄り添うという訓練です。そのためには自分自身が筆者を理解するだけの知識がないといけません。よって僕は毎日説明文、随筆分に触れていました。その中で面白そうな文章は実際に本を購入して読んでみました。
そうする中で、様々な人の意見に触れ、中立的に文章を理解することができるようになりました。これは、今の仕事でも活きています。
そして自分の毎日のノルマとして課していたのが、「漢字」と「現代語キーワード」です。
説明文には多くの難解な用語が出てきます。もちろん筆者が言い換えてくれることもありますが、意味がわからないと当然文章の意味も取りにくくなります。ボキャブラリーの多寡が、読解スピードにも影響してきます。こういう積み重ねをおろそかにしないことも点数アップの秘訣です。
最後に小説ですが、これも主人公になりきると感情が先走っちゃうので、傍観者として文章を読む必要があります。つまり客観的にとらえる訓練ですね。これができるようになると就職活動での自己分析も楽になります。僕は登場人物の足元の石ころになりきってました。
これも説明文と同じで面白い小説は購入していましたね。
特に浅田次郎さんの「蒼穹の昴」は家族全員はまりました。重松清さん、向田邦子さんなどもおすすめです。
勉強が終わると小説を読んでいいというルールにしていたので、勉強を頑張っていました(笑)。
現代文は特におすすめの教材はありません。しかし、解説がしっかりしている教材がいいかと思います。自分の解答と照らし合わせることが大事ですからね。
みんなで現代文マスター目指しましょう!