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長文の中に知らない単語が出てきた!そんなときの対処法|英単語推測力
こんにちは!CoABLE柏教室です。
CoABLE柏教室は、7/19(月)から夏期学習期間に入り、9:30~21:30まで開いております。
普段、学校の試験勉強や部活に追われている生徒たちが、「今ならやりたい学習ができる!」と意気込んで朝から学習しに来てくれて、とても嬉しいです!
CoABLEは、教室内にカフェミュージックが流れており落ち着いた雰囲気で学習に取り組める環境ですが、夏期学習期間になってからは心なしか生徒の皆さんの集中度が高まって良い緊張感があるように感じます。

さて、唐突ですが、“unconcentrated”という単語の意味を知っていますか?
「英単語」は、英語を勉強する全ての受験生がぶつかると言っても過言ではない難敵です。
この記事では、そんな英単語の覚え方に関して、中々参考書には書いていない効率的な方法を2つほど紹介させて頂きたいと思います。

1つ目に、一押しの覚え方は、単語を分解し、意味を考える方法です。
これは覚える負担が減るだけでなく、試験で見たこともない難単語に遭遇した時、意味を考えるのにも非常に役立つでしょう。
それでは、具体的に冒頭で紹介した”unconcentrated”という単語に関して、実践していきます。
まず、”un”+”con”+”centrated”の3つに分けていきましょう。
初めに”un”には”not”と同じ否定の意味があります。
”unavailable” “uncomfortable”などが馴染みのある例ではないでしょうか。
次に、”con”には「共に」「一箇所に」などの意味があります。
”concept”などは「共に受け入れるもの」→「概念」という意味で分かりやすい例でしょう。
最後に”centrated”の部分です。これは「中心」という意味を持ち”center”から来ています。
(ちなみにイギリス英語では”center”は”centre”と綴ります。)
これらを合わせて意味を考えていくと、”concentrated”は、「真ん中の一箇所に」と近い意味となり、そこから連想されて、「濃縮された」「集中した」という意味となります。
これに否定の”un”をつけると、「集中していない」「非濃縮」のといった意味となるのです。
いかがでしょう。
全く分からなかった単語の意味が、分解していくと見えてくることが実感できたのではないのでしょうか。
この方法は、単語をたくさん覚えれば覚えるほど機能していく場面が増えるのもミソです。
また、この覚え方は、なんとなく日常生活で自然に行っていることに似ているはずです。
みなさんは「未知」という単語を目の前にした時、初見であっても「まだ(未だ)知らない」となんとなくの意味を推測できるのではないでしょうか。
この感覚をぜひ英語でも養っていきましょう。そうすることで、単語に強くなるだけじゃなく、単語が分からないという意識すらなくなっていき、英語が得意になっていくでしょう。

2つ目に、単語を言い換える方法です。この方法は二パターンあります。
一つは、類義語を探すことに近いのかも知れませんが、単語を覚える際に、似た単語を振り返る方法です。
これは、過去に覚えた単語の定着につながると共に、英語力の向上に繋がると考えられます。
共通点や使い方の差異を知ることで英語力の飛躍的向上につながると同時に、語感も鍛えることが出来るはずです。
もう一つは、日本語の単語を英語に変えていく方法です。
日常の生活で目にするものを英語にすることで、単語力の向上に繋がるだけではなく、博識になると同時に、英語に慣れ親しんでいくのが感じられるでしょう。(find outとfigure outのニュアンスの違いなど意外と面白かったりします。)

そもそも、英語も言葉ですので(日本語ですら実生活で使わないと知らないものが多いように)何かしらで使う機会を作らなければ覚えられないものだと思います。
ぜひ「この単語あれに意味が似ているな。この単語は英語で何て言うのだろう。」と言う疑問を大切にして、生活の一部として英語を調べる習慣をつけてみて下さい。
コミュニケーションツールとしての英語を持つだけでも、見えてくる世界は変わります。
受験をきっかけに始めた英語であっても、自身の価値観を広げ、いつか人生を豊かにすることにすら、貢献してくれるかも知れませんね。
単語を強みとした英語力を養い、一緒に「英語が得意」を目指していきましょう。
