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慶應義塾大学、エシカル畜産業目指し南阿蘇山などと連携協定

慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科は熊本県南阿蘇村、熊本県畜産農協連合会と「くまもとあか牛」の産業支援を通じてエシカル畜産業の創出を目指す産学官相互連携協定を結びました。

慶應義塾大学によると、連携項目は

・草原や地下水などの阿蘇の環境を保全しながら、持続可能な地場産業の振興

・中山間地域の産業ブランド化と第一次産業が食品加工や流通販売に業務展開する6次化の支援

・地域共創を目指した体制構築と運営支援ーなどです。

くまもとあか牛は褐毛和種に分類される肉牛で、熊本県内で飼われていた在来種にシンメンタール種をかけ合わせて誕生しました。繁殖牛は南阿蘇村の草原で放牧されています。阿蘇の草原は水を貯える力が強く、防災面で大きな力を発揮しています。

慶應義塾大学などはくまもとあか牛のブランド化と販売促進で草原がこれからも維持されるよう努めるほか、エシカル消費への注目が高まっているのに合わせ、カシューナッツの殻を含んだ飼料を放牧牛に与え、牛から発生するメタンガスの削減を計画しています。

さらに、エシカル消費の対応した取り組みを観光化するとともに、域外からの視察や研修の受け入れを進め、地域活性化への貢献を目指すことにしています。

地産地消など地域を大事にした生活が必ず必要になります。特色こそ生き残りのポイントだと思います。

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