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柏教室◆講師紹介|嶋田先生
CoABLE(コアブル)柏教室の講師紹介ページです!
本日は、嶋田先生の紹介をします!
嶋田先生ってどんな人?

名前: 嶋田雄陽
学年: 1年
学校: 青山学院大学 総合文化政策学部
趣味: スポーツ観戦(サッカー・野球)、料理、絵画鑑賞
性格: 好奇心旺盛 興味があればなんでもやる!その分、熱しやすく冷めやすいかも?
>大学で学んでいることは?
私が通っている総合文化政策学部は、一見すると何を学ぶ学部?と皆さんはきっと思われるでしょう。少し話が逸れてしまいますが、皆さんは”文化”と聞くと何を思い浮かべますか?音楽や芸能、都市や習俗、現代的なもので言えばアニメやアイドルなどなど。多くのものが思い浮かんだかもしれません。日本国語大辞典によると、”文化”とは「人間の精神の働きによってつくり出され、人間生活を高めてゆく上の新しい価値を生み出してゆくもの。」と記されています。これを読んで皆さん思いませんでしたか?なんて曖昧なのだろう、と。その通りだと思います。”文化”の定義は非常に曖昧で広い解釈があるのです。つまり先程みなさんが思い浮かべたものは多くが”文化”の定義に該当するでしょう。
ここで話を、私が大学で学んでいることに戻すと、まさに音楽・芸術・メディア・宗教・哲学・経済・歴史etc. 先程の文化の定義に当てはまる数多くの分野を横断的に学んでいます。そして語学もまた文化を理解するためには欠かせません。英語はもちろん、選択することのできる第二外国語として私はロシア語を勉強しています。
このように総合文化政策学部の目指すところである、人間の文化的活動を実学として、現実の施策や政策に生かすために、日々大学で学んでいます。
>将来やりたいことは?
残念ながら総合文化政策学部において学べることのほとんどは専門性や就職に直結するわけではありません。実際就職に苦労している先輩方のお話などもお聞きすることがあります。それでも何故この学部に進もうと決めたのか、そして将来何をしたいのか、についてお話します。
まずこの学部に進学しようと決めた大きな理由としてはやはり、絵画など美術作品を見るのが好きだった、というのがあります。少し世界史的なお話をしましょう。つまらなかったらごめんなさい!皆さんは学校の社会科の時間や美術の時間、或いは個人的な興味などで中世ヨーロッパのルネサンス期の絵画を見たことがありますか?ヨーロッパでは14世紀にルネサンス期がはじまるまで絵画や音楽において、描かれる題材はイエス・キリストや聖母マリアなど、歌われる曲はその多くが教会で聖歌隊が歌う賛美歌、というように社会のほぼ全てがキリスト教的価値観に基づいて構成されていました。これが392年、ローマ帝国の皇帝テオドシウスによって、キリスト教がローマ帝国の宗教となってからずっと続いていたのです。
ではそれ以前の絵画や音楽や物語はなにが題材だったかというと、実に多種多様、人や動物や無数の神が題材として描かれ、歌われ、記されていました。この時代の文学や芸術を理想としたのがルネサンスという時代なのです。ルネサンスには再生や復活という意味があるのもそのためです。ルネサンス期には多くの著名な芸術家たちが活躍しました。レオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエロ、ミケランジェロなど名前をあげればキリがないほどです。彼らの作品をみる機会は現在でもとても価値のあるもので、作品をみるときにこの背景を知っているだけでもより多くの感動に巡り会えることでしょう。しかし、このようにルネサンスの説明だけでも世界史、宗教、建築、芸術などが関わってきます。これは極端な例ですが、史学部や建築学部、美大など専門的な大学、学部ではカバーしきるのが難しいかもしれません。そこでうってつけな学部があります。そうです。それが総合文化政策学部です!少し長くなりましたが、このように好きなものをより理解したいという気持ちが進路に選んだ大きなひとつの理由です。
ではこれを学び将来なにをやりたいのか。先述のとおり就職においては厳しい現実があります。それだけではなく、大学で学んだことがそのまま通用するほど実社会は甘い世界ではないです。しかし、専門的に学んだことを100%活かすことは出来なくても、総合文化政策学部の学びが社会において活かせる最も大きなポイントがあります。それは多角的に物事をみて答えを出すためのタネが在学中に蒔くことができるということです。総合文化政策というのは1つの専門分野の柱が高くそびえ立つ学びでは無く、無数の柱によって支えられる学びを得られます。その学びを将来において活かすことができればとても価値があると思うのです。
>なぜCoABLEの講師になろうと思ったのですか?

ここでカミングアウトすると、実は私もこのCoABLEの生徒でした!CoABLEで働こうと思ったきっかけとしては、やはり自分自身が生徒として受験の中で、CoABLEの存在に助けられた部分が多かった、という経験からきています。受験というのは往々にしてつらい道のりになるものです。そのような生徒に自分自身の経験からできることはないだろうかと考えたときに、常に身近にあったCoABLEの講師として携わることができれば、という思いがあったのが大きな理由です。
>講師として誇れることは?
ずばりそれは経験です!またまたカミングアウトになってしまいますが、私は中学時代には不登校を経験し、高校時代に中退を経験、高校卒業認定試験をうけて大学受験をしました。一見、これは誇っていいことなの?と思われてしまうかもしれませんが、むしろ私はこれを強みにしています。
CoABLEの講師は学校生活や受験の悩みにも真剣に向き合ってくれる講師ばかりです。ただそれでも相談してみて少ししっくりこなかったりするときもあるかもしれません。そんなときこそ私の出番です!経験を活かしたアドバイスや授業などは唯一無二な自信があります!もちろん相談ではなく他愛ないお話でも!なんでもじゃんじゃん待っています!
>理想の講師像は?
皆さんはCoABLEの名前の由来を知っていますか?Coは「ともに」という意味を持ち、ABLEは「可能」などの意味を持っています。つまり一方的に学習を教えるのではなく、ともに最善を考え、ともに努力し、ともに成長するというCoABLEの教育理念が盛り込まれているのです。
私の理想とするところの講師像もまさに生徒をサポートするだけでなく真摯に生徒自身と向き合い、自らもともに成長していくことのできるような講師です。
>自分の中で大事にしていることは?
金声玉振という四字熟語があります。この言葉は講師としてももちろん、人生で目指すべき理想のような言葉として私が大事にしているものです。出典は中国の古典『孟子』で、才知と人徳に優れた人を指すたとえとして使われます。
知識や才能があったとしても、人柄がよくない人、学ぶ姿勢のない人は素晴らしい人だと必ずしもいえるでしょうか。驕らず、生きている限り常に学ぶ姿勢を忘れない。講師としてもその心構えを常に胸に刻んでいます。
>最後に一言
まじめなことをたくさん書いた気がするので、もしかしたら自分のことをすごく真面目なお硬い人だと思われていらっしゃる方もいるかもしれません。実際はそんなことはありませんよ?楽しいこと大好きです!!休日は友達とごはんに行ったり遊びに行ったり。おしゃべりも大好きなのでたくさん話しましょう!意外と多趣味なのでもしかしたら話が合うかも!? CoABLEで会えるのを楽しみに待っています!!

嶋田先生は、とても多趣味で人間味あふれる先生です。(趣味の欄に書いていないですが、坂道ヲタでもあります。)
CoABLE柏教室の卒業生ですが、中学レベルの学習から始めて素直に進めていった結果、入試までに仕上げてくれました。大学受験の学習を進めながら、自分の進路についても考え続け、最終的に自分に合った進路を選べたんじゃないかと思っています。学習面では、特に世界史の知識が豊富なので、私立文系の世界史受験の人がいたら絶対に力になってくれます!
嶋田先生に学習相談をしたい、CoABLE柏教室が気になる、という方はこちらのバナーからお問合せください^^
