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立命館大学、「atama+」を活用した新AO入試を開始2023年度から

立命館大学は、2023年度入試より、全国で初めてAI学習システム「atama+」を活用した総合型選抜を開始します。

現在、オンライン学習やIB、海外で学ぶなど学習指導要領に捉われない教育課程で学ぶ生徒が増えており、大学側も様々な学習歴を持つ受験生に門戸を広げることが求められています。

立命館大学は、高校レベルで学習する科目の総合的な基礎学力を前提に、特に重要な基礎学力は、学部学科によって科目レベルではなく単元レベルで異なることに着目しました。重要な単元の学力を確認しつつ、アドミッションポリシー・入試企画として受験生に向けて発信する方法を模索していました。

そこで立命館大学は、「atama+」を活用し、各学部が指定する教科の単元を修得するプログラム「学部指定単元AI学習プログラム」を総合型選抜の出願要件として導入します。

2023年度入試の「学部指定単元AI学習プログラム」で対象となる教科は、数学です。専門分野を学ぶうえで数学的素養が非常に重要となる経済学部・スポーツ健康学部・食マネジメント学部で導入し、受験生が「atama+」を活用し、各学部が指定する教科の単元を学習・修得することを出願要件のひとつとします。

プログラムの出願は無料で、期間中は繰り返し学習可能です。入試の合否に学習結果は影響しません。さらに入学前教育にも「atama+」を取り入れることで、受験生は効果的かつ実質的に基礎学力を修得し、入学後の大学での学びにスムーズに適応することができます。

受験できるのは2023年3月31日までに高等学校等を卒業・卒業見込みの生徒で、募集人数は6月下旬の入学試験要項にて公開予定です。4月1日からは「学部指定単元AI学習プログラム」特設サイトが開設されます。

今後、立命館大学では、他の入試形式や他学部への展開、数学以外の教科の導入などを推進していきます。また、学部ごとに指定した単元の学習・修得を重視する入試の仕組みを、新たな大学入試のスタイルとして確立することを目指します。(現在特許出願中)

基礎学力がなければ授業についていけませんしね・・・。いい企画ですね!

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