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【2022年度入試合格実績】について◎合格実績を載せない3つの理由


CoABLE柏教室 教室長の田村です。2022年度大学入試が終わり、1ヶ月近くが経ちました。CoABLE柏教室の卒業生は、アドバンス・プロジェクト(ワークショップ)の企画のための準備と練習をしたり、大学進学前にできる勉強をしたりする様子が見られました。本番でも、堂々と話している姿を見て、「もっと成長して、またやりたい!」と言ってくれたり、受験が終わってからも何かしらの勉強をしたりしている様子もあります。そんな姿を見ると、CoABLEの生徒は大学の合格をゴールと捉えず、通過地点と考えてくれていることを実感し、とても嬉しく思います。(個人的には「受験が終わってからも来やすい塾って最高に良い塾!」と思っています。)

さて、本日は「CoABLE柏教室が合格実績を載せない3つの理由」について書いていきます。生徒たちの努力の結果なので「この子たち、がんばりました!」と、どや顔で載せたい気持ちは山々ですが、あえて載せていない理由があるので書いていきます。


脱「学歴至上主義」
学歴だけでは「自己実現」できない。

どの大学に進学しても、これからの自分の行動で「みらい」を創る


私は、学歴だけでは人の価値は測れないと考えています。もちろん、学歴を得るまでの努力、知識量や思考力の高さ、それらを勝ち得た人たちと出会える環境はとても価値のあるものです。それらが評価されたり、ある程度学生の中身を判断する材料として使えるため、就職活動では、いわゆる「学歴フィルター」が存在していると言われています。何千、何万人もの学生から応募が来る企業は一人ひとりのエントリーシートと全て見て、全員と面接するのはほぼ不可能なので、大学のレベルを見て学生の傾向を判断して線引きをすることには納得できます。

では、学歴があれば就職ができるのでしょうか。将来は安泰なのでしょうか。逆に、大学受験で希望の大学に行けなかったら、自分の人生を諦めなければいけないのでしょうか。そうではないですよね。 医者になりたい、弁護士になりたい、外交官になりたい等…自分の目指す方向性に高い学歴が必要な場合は、それに合わせて志望校を決めましょう。実現のためには、必然的に偏差値の高い大学を目指すことになると思います。まだやりたいことが見つからないから、決まったときに学歴フィルターに引っかからないために高いところを目指したい。これもいいと思います。でも、その先に自分の将来を考えた意思決定と努力が必要になります。ちなみに、「やりたいこと」は都度変わっていくものです。一度決めたらそれをしなければいけないわけではありません。自分の好きなこと、やりたいことはなんだろう?どうしたら実現できるかな?と考え続け、選択して、行動することを繰り返すのが自己実現の鍵です。

正直なところ、私自身は生徒の受験結果を重く受け止めています。でも、受験を終えた生徒本人には、自分の受験結果を踏まえて「次、どうするか。」を考えてほしいと思っています。CoABLEの生徒には、大学受験がどんな結果になったとしても、自分の努力や結果には誇りを持って次につなげてほしいです。同じ大学に進学をした生徒でも、第一志望に合格して受験が終わってから怠惰な生活を送ってただ遊んでいただけで卒業を迎える人と、第一志望ではなかったものの自分なりに目標を見出して努力した人だったら、後者の人になってほしいと願っています。第一志望校に進学することを目指しますが、合格したとしても、そうでなかったとしても、ここがゴールではなくずっと続くんだ、と認識していてほしいです。


行きたい大学も、受験に対する思いも人それぞれ。
一人ひとりにとっての価値を尊重したい。

何も気負わずに安心して進路選択できる環境づくり


大学受験生は、難関大を目指す人だけではありません。偏差値問わず、自分の行きたい学部や学びたい学問がある生徒。高校に入るのもやっとの思いだったくらい勉強が苦手だけど「大学に」行きたい生徒。これまで全部中途半端だった自分を抜け出したいから行けるところまで頑張りたい生徒。様々な生徒がいます。塾・予備校でも、自己実現の支援をしますと理念を掲げているところはたくさんあります。しかし!どこの塾・予備校も、この時期になると「こんなにたくさん難関大に受かっていて、すごいでしょ!」と言わんばかりに合格実績を前面に出しているじゃないですか。予備校で働いていたときに、生徒の保護者様から「ハイレベルな大学を目指す子じゃなくてすみません……うちの子、場違いじゃないですか?」と言われたことがあります。生徒にも、保護者様にも、そんなことを気にさせたくありません。CoABLEは、本当の意味で、自分で考えて納得のいく進路を安心して選べる環境をつくっています。


受験結果だけで、「判断」しないでほしい。

受験結果は、生徒の努力の結果。塾の成果のように出したくない。


受験結果は生徒の努力の結果なのに、塾の成果のようにアピール材料として載せることにも抵抗感があります。塾選びをしている生徒・保護者の方は、塾の合格実績を見て判断したいのはわかります。でも、そこで判断されているところが、生徒の努力まで判断・評価されているようで嫌です。私も前は、自分たちの教室・校舎でこれだけ受からせた!と言いたい気持ちで当たり前のようにブログに載せていました。でも、受験が終わってからも塾に来て語学の勉強をしたり、アドプロの準備をしたり、次に目を向けているCoABLE柏教室の生徒を見ていたら、受験結果で塾を判断されるのは嫌だ、という気持ちが強くなってきました。そして載せないことに決めました。

以上の3つの理由から、CoABLE柏教室は合格結果を出しません。カウンセリングにお越しいただいた方に聞かれた場合にのみ、お答えいたします。


ただ、これは、私が過去の自分を救うために、言い聞かせているのかもしれません。ここからは、田村の「絶望と希望の物語」を書いていくので、興味のある人だけ読み進めてください。個人ブログくらいのテンションで書きますが、ご了承ください。


まず、絶望編

私は、大学受験が終わったとき、絶望しました。志望大学に合格することができなかったのです。第一志望校の入試終了後には「これはダメだ…」と思い、電車でもバスでもずっと号泣しながら帰りました。(知らないおじさんにティッシュをもらう程です。)もう生きる意味も価値もない、どうしよう、どうしようもない、とずっと辛い気持ちでいました。中学3年生の春休みから「絶対にテレビ局に就職したい!毎日番組表を見てあれこれ考えている私がタイムテーブルを組んだら、絶対視聴率をとれる!」と本気で考えていた私には、学歴が必要だったのです。テレビ局で働きたい気持ちも、第一志望校に行きたい気持ちも、本物。それなのに、自分の努力が足りず、合格できませんでした。

さらに、当時通っていた予備校に対する申し訳なさも強かったです。大好きだった予備校だから、ちゃんと結果を出して「この予備校は結果が出るし、良い場所なんだ!」と周りに証明したかったのに出来ませんでした。(校舎長やスタッフに諦められていたのを感じていたので、恩返しという感覚はなかったです。「祝合格の掲示を貼らないでほしい」と何度もお願いしたのに断られたときの悔しさは、今でも忘れられません。)予備校のスタッフにも学校の先生にも諦められていたのを感じ、大学受験で良い大学に合格して見返す!と息巻いていたので、本当に自分は何も出来ない価値がない人間だ、と絶望しました。

大人目線だと「大学受験でここまで絶望するの?」と思いますよね。さすがに親には話せず、校舎長や学校の先生に気持ちを話したときに、そんな反応をされたのを今でも覚えています。でも、生きる意味がない、生きていたくないと本気で思っていました。


次に、未来編。

未来に対して絶望していた私を救ってくれたのが「仕事」です。就職活動を通して自分がやりたいことを考え抜いた結果、高校時代に通っていた予備校の会社に入社を決めました。この仕事の中で、私にとってのキーパーソンが二人います。(※厳選)

一人目は、新卒で配属された校舎の局長です。新卒で何もできず、むしろ暴走してミスばかりする私は、局長によく怒鳴られていました。自分から聞かないと教えてもらえない(聞いたらたくさん教えてくれる)環境だったので、最初は何をどうすれば良いのかもわからず、無我夢中でがむしゃらに働いていました。そんな状況だった私に局長は「普段は、本人のやりたいことをやるのがいいと思っているんだけど……君が校舎長をやっているのを見てみたい。」と言ってくれました。正直、「校舎長だけは絶対になりたくない。」と決めていたので、衝撃でした。しかし、私の中から可能性を見出してくれたことに喜びを感じ、「せっかくやるなら校舎長を目指したい!」と、決意を固めました。

それなのに!同期と同じタイミングで校舎長に昇格できなかったのです。会社から求められていないと思い、自分の考えることもやっていることも全て自信が持てなくなりました。そんなときに出会ったのが二人目のキーパーソン、あるプロジェクトで直属の上長になった先輩です。ちょうどMAXに腐っていた時期で「自分が校舎長を目指していいのか?」と悩んでいる時期だったので、現状の不満や校舎長に選ばれなかった辛さを吐き出してしまいました。一旦全部聞いてくれた後の先輩から一言。「俺は田村さんを校舎長になれるよう育てればいいんだね?」と。私の心は不満や辛さに覆われていましたが、心の奥底では「校舎長になりたい。」という気持ちがあったんだ、と気づかされました。なれるかどうかはわからないけど、目指すことは自由。自分の気持ちに正直になっていいんだ!と、アニメ版エヴァンゲリオンの最終話のような晴れ晴れとした気持ちになりました。その後のプロジェクトを進める上でも、先輩はたくさんの時間をかけて対話をしてくれました。この対話を通して、自分の想いを言語化できる思考が身に着いたのだと思います。今思うと、がっつり「コーチング」されていました。

ここから素直に校舎長を目指して大きな成長をし、翌年春には念願の校舎長になれました。校舎長になってからは、「自分が校舎長になりたくてなった。なりたかったのはなぜ?成し遂げたいことは成し遂げられたのか?いや、まだだ。」と常に自問自答のセルフコーチングをしていました。辛くて泣きながら出勤したり、過労で倒れたりすることもありましたが笑、最高の校舎だと誇りを持てる程にやり切りました。自分の弱さや課題は自分が一番わかっています。だから、そこばかり見たり見せたりしていると、ただひたすら辛くなります。私にとってのキーパーソンは、私の現状だけでなく良さや強みを見て、可能性を信じてくれました。そんな存在がいたから、私は自分自身を諦めないでいられて救われました。


最後に、希望編。


私は、生徒の前に立つ一人の大人として、私自身が誰よりも自分の人生を生きている人間でありたい、と常に思っています。そして、改めて何をしたいか?を考えた結果、転職を決意しました。小中学生がメインターゲットの個別指導塾です。特にキャリア教育に興味があり、転職前には「国家資格キャリアコンサルタント」も取得してみました。これらの経験から、「自分の人生は自分でつくるもの」なんだ、という気付きがありました。人は何歳になっても、選択をしなければなりません。「自分は何がしたい?」「何ができる?」「本当に今のままでいい?」「このまま進んだら自分はどうなる?」と、自問自答して自分が納得のいく答えを出しながら進むのです。偏差値や就職先の企業等、人と比べて一喜一憂するのではなくて「自分がどうしたいか?」が全てです。自己実現するためのこれらの問いは、大学受験でも出てきます。だから、大学受験を通して、将来に活きる自己実現力を身につけてほしい、と考えています。

CoABLEは、CoABLEの指導を通して、大学受験を通して将来に活きる力(課題発見・解決力、思考力・判断力・表現力等)を身につけ、結果的に大学受験も志望大学に合格する、という状況を目指しています。そして、私のこれまでの経験から、CoABLE柏教室を一人ひとりが安心して自分の志望校を目指せる場所にします。これだけたくさんの塾・予備校が難関大合格アピールをしている中で、合格実績ではなく一人ひとりの志望校合格に注力する塾があってもいい、と信じています。

少し変わった塾かもしれませんが、CoABLE柏教室に興味を持った方がいらっしゃったら、お気軽にお問合わせください。初回のカウンセリングでは、一人ひとりの理想に近い志望校を一緒に考え、体験指導では一人ひとりに合った学習内容を組みます。まずは初回カウンセリングにお越しください✨


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