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柏から通う【法学】を学べる大学紹介!志願者増加の法学部!大学別の特色まとめ◎

CoABLE柏教室 教室長の田村です。しばらくブログの更新が止まっていましたが、再開します!柏教室は元気に活動中です!(Instagramは少しずつ更新しているので、良かったらそちらもご覧ください^^)
もうすぐ新学年!春休みのうちに進路を決める人も多いと思います。そこで、CoABLE柏教室では、学部カテゴリーごとに紹介していきます。
CoABLEは、偏差値ではなく大学での学び・特色から自分に合った大学を選んでほしい!と考えているので、「柏から通える範囲内」という条件で抜粋して紹介することにしました!「柏から通える範囲内」の基準は、柏駅から約60分以内で調べています。
第一弾は、【法学部】!!
学部系統の人気状況を見ると、法学部と薬学部の志願者数の増加が突出しています。社会規範や公正等、法学についての関心が高まっていることが背景にあると思われます。法学部というと、弁護士や検察官、裁判官等の法曹系の職業に就くイメージが多いのでしょうか。公務員になるなら法学部、という意見も聞きますよね。また、法学部は大学の中でも偏差値が高いことが多いため、偏差値が高いから法学部、と選んでいる人も見かけます。法学部といっても大学ごとの特色や推しポイントがあるはず!と、いうことで、法学部では何を学ぶ?大学ごとの違いは?等、大学選択をする上で疑問になりやすいことを紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
※後述の通り、法学には政治学が含まれ、政治経済学部や総合政策学部で学ぶことが出来ますが、今回ご紹介するのは法学部のみにします。
法学とは?

法学部は、「法学」と「政治学」から構成されています。
「法学」は、現存する法について考え、適用の仕方や捉え方を検討する学問です。法律の専門知識とともに具体的な意味や内容を探ることや、法の理念や歴史を学び、さまざまな事件や問題と照らし合わせることでその法律を適用するのか、を学びます。
「政治学」は、現在の日本社会や国際社会で起こっている現象の分析を行い、よりよい社会にするために何が必要かを考える学問です。社会制度の機能を知り、問題解決の手法を考える学問です。政治理論、政治思想史、政治史、公共政策、国際政治等について総合的に扱います。これらは、時代や社会制度、経済とも密接に関係する分野であるため、最新情報も常にアップデートしながら学ぶ必要があります。
法学部といえば、六法全書を持ち歩いているイメージがありますが、常に持ち歩くわけではありません。かといって、法律をすべて暗記するわけでもありません。過去の事件での判決を学ぶ際に、判例に出てくる法律を六法全書で調べて理解を深めますが、何度も出てくる重要な法律は、何とも繰り返し見るうちに自然と覚えていくそうです。
*****法学部の大学選びのポイント*****
★「法学」と「政治学」のどちらを学びたいか?大学で学んだ内容をどう活かしたいか?
★弁護士、検察官・弁護士等の法曹関係に進みたいか?その場合、どこの大学院に行きたいか?
★公務員志望か?大学でどんな公務員試験対策をしてくれるか?
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ここからは、各大学の特色、卒業後の進路、柏駅からのアクセスについて紹介していきます!
◆千葉大学 法政経学部 法学コース

<大学の特色>
千葉大学法政経学部は、1学科4コース制で2年次に進級する際に1年次の学修をふまえて各自の興味や関心にコース選択することができます。しかも、各コースに定員はありませんので、自由に選択することができます。コース制により専門性の深化と同時にコース間の横断的な履修が可能です。法学コース以外のコースは、経済学コース、経営・会計系コース、政治学・政策学コースがあります。
千葉大学には2020年4月に「法曹コース・プログラム」が開設されました。弁護士・裁判官・検察官等の法律専門職や法学研究者、公務員総合職を目指す学生は、一定の要件の下で3年早期卒業が可能になります。千葉大学法科大学院と連携し、最短で学部3年間+法科大学院2年間の併せて5年間で司法試験受験資格、最短約6年(学部3年+法科大学院2年+司法修習1年)で法曹資格を取得することが可能です。これまでは法科大学院修了後でなければ司法試験を受験できず約8年かかるものでした。この制度を使うと、実務経験をより早くから積むことができ、スキルアップ・キャリアアップを図る上で有利になりますね。
<卒業後の進路>
◇進路状況
進学:29名(7.8%)、就職:304名(81.7%)、その他:39名(10.5%)
◇業種別就職状況
企業:195名(64.1%)、公務員関係:109名(35.9%)
産業別就職状況を見ると、1位が情報通信業(29.7%)、2位が金融業(19.0%)、3位が製造業(10.3%)でした。公務員関係就職状況を見ると、1位が国家公務員(41.3%)、2位が千葉県内(22.0%)、3位が地方市区町村(12.8%)でした。私立大学に比べると、公務員関係に就職している割合が高いです。
<柏からのアクセス>
柏駅-(東武アーバンパークライン)→船橋駅-(JR総武線)→西千葉駅-(徒歩10分)→千葉大学西千葉キャンパス
柏駅から西千葉駅までは、【約42分】です。乗り換えは2回あるものの、電車に乗っている時間は許容範囲内と言えるのではないでしょうか。
参考HP:千葉大学
◆早稲田大学 法学部

<大学の特色>
学生の将来の進路や興味などに合わせた関連科目を体系的に学習していくことができます。主専攻履修モデルには、法曹(裁判官、検察官、弁護士)やその他の法律専門職を目指すための司法・法律専門職、企業に入って法律の知識を活かして国内外で活躍したい学生のための企業・渉外法務、外交官、国際公務員、国家公務員、地方公務員、ジャーナリスト等と志す学生のための国際・公共政策があります。また、1年次に導入教育、少人数教育の充実、大学院生がTAとなる「法律科目学習相談室」の設置等、手厚い学習支援があります。
法曹志望者は、早稲田大学法務研究科(法科大学院)と連携した体系的一貫教育である「法曹コース」プログラムが履修可能です。法曹コースを修了し、一定の条件を満たすことで法曹コース卒業生限定の特別入試が受験可能になり、3年次早期卒業制度と組み合わせることで、大学入学から最短約4.5年で司法試験を受験することも可能です。
2022年4月から「先端科学技術と法コース」が開始予定です。人と自然界の共生の在り方を倫理的な視点から考察し、先端技術が提起する現代の課題に取り組み、社会を導くリーダーの育成を目指しています。先進的な科学技術に関する理解を深めるだけでなく、科学技術の発展が人間や環境に与える影響を踏まえて、科学技術に関わる多様な法を体系的に学ぶコースです。
<卒業後の進路>
◇進路状況
就職602名(76.3%)、進学108名(13.6%)、資格試験35名(4.4%)、その他44名(5.5%)
大学院進学は、早稲田大学法務研究科だけでなく他の有力大学の法科大学院へ進学する学生もいるそうです。
◇業種別就職状況
1位は金融(19.6%)、2位はメーカー(15.7%)、3位は公務員(13.9%)でした。卒業生の10~15%が官公庁に就職していますが、金融、マスコミ、商社等多様な分野に就職しています。
<柏からのアクセス>
柏駅-(JR常磐線快速)→日暮里―(JR山手線)→高田馬場駅-(徒歩20分)→早稲田大学早稲田キャンパス
柏駅から早稲田大学までは、【約51分】です。大学の最寄駅からキャンパスまでは少々歩きます。
参考HP:早稲田大学
◆上智大学 法学部

<大学の特色>
上智大学法学部は、法律学科、国際関係法学科、地球環境法学科の3学科を設置しています。。3学科の講義を自由に受けられること、法科大学院所属の教員も学部教授を担うことが特徴です。国際法、国際取引法などの国際関係に関する科目や、企業環境法・自然保護法などの環境法に関する科目を選択し、幅広く法律を学ぶことができます。また、3年次には選択で、4年次には必修で全学生が専門演習(ゼミ)を履修できますが、所属学科に関係なく学部内横断的に幅広い科目の中から選ぶことができます。
2020年度より設置している「法曹コース」は、法学部を3年で早期卒業し、法科大学院履修者コースを2年間で修了して司法試験を受験するという5年間一貫コースとなっています。正規過程外でも修了生弁護士10名程度によるゼミや自習支援、答練等のサポート・プログラムを提供しています。また、5年一貫型特別選抜で上智大学法科大学院に進学される場合には、法科大学院の授業料免除の特典が得られます。
国際関係法学科には、英語による特修コース「AQUILA(アクィラ)」や、外国語で当地の法学や法文化を短期集中で学べる「法学部特設・海外短期研修プログラム」等、グローバル教育に強い上智大学ならではのプログラムもあります。
<卒業後の進路>
◇進路状況
就職273名(77.1%)、進学35名(9.8%)、その他46名(12.9%)
◇業種別進路状況
1位は情報・通信(19.0%)、2位は金融(16.8%)、3位は製造(14.7%)でした。公務員は10.3%でした。
<柏からのアクセス>
柏駅―(JR常磐線)→日暮里駅-(JR京浜東北線)→神田駅―(JR中央線)→四ツ谷駅-(徒歩5分)→上智大学四谷キャンパス
柏駅から四ツ谷駅まで電車で【約50分】でした。
参考HP:上智大学
◆中央大学 法学部

<大学の特色>
中央大学法学部には、法律学科、国際企業関係法学科、政治学科の3学科を設置しています。法律学科と政治学科では、学問的関心に応じて選択できるよう、コース制を導入しています。また、法学部独自の課題講座として「法職講座」を実施しており、学外予備校などでWスクールに通うことなくきめ細やかな指導を受けられます。中央大学は、文部科学省平成24年度の「グローバル人材育成推進事業」に採択され、法学部独自のグローバル・プログラムもあります。長期休暇中の海外研修とあわせて、アクティブ・ラーニングを通じて現地の法制度や多文化主義、人権、市民社会の諸課題について学ぶプログラムです。
法律学科には、裁判官・検察官・弁護士を希望する学生向けに基本法律科目について深く学べる「法曹コース」、公務員を希望する学生向けの政策や財政についても学べる「公共法務コース」、民間企業への就職する学生向けの先端法律科目や外国法を含めて幅広く学べる「企業コース」の3コースがあります。法曹コースにおける「一環教育プログラム」では、連携法曹基礎課程3年間+法科大学院2年間で法曹資格を取得できる制度があります。
国際企業関係法学科は、法律の知識を学ぶことと現代の国内・国際社会のなかでの企業の役割を知ることとを有機的に結び付けて学修できます。
政治学科は、公務員を目指す学生向けに法と政策との関係について学べる「公共政策コース」と「地域創造コース」、国家公務員や国際的な仕事に就きたい人向けに国際政治や国際法を学べる「国際政治コース」、ジャーナリストをめざす人向けに政治や社会とコミュニケーションとの関係について学べる「メディア政治コース」の4コースを設置しています。
<卒業後の進路>
◇進路状況
就職者989名(74.5%)、進学184名(13.9%)、受験準備者90名(6.8%)、その他
◇業種別就職状況
1位は公務(21.2%)、2位は金融・保険(14.9%)、3位はメーカー10.9%です。
中央大学は、司法試験受験資格を得られる「司法試験予備試験合格者」が36名おり、東京大学と慶應義塾大学に次ぐ3位となります。中央大学から東京大学法科大学院に進学する学生が44名おり、中央大学法科大学院に進学する35名よりも多くなっています。国家公務員総合職合格者は60名おり、早稲田大学の90名に次ぐ2位となっています。
<柏からのアクセス>
柏駅-(JR常磐線)→日暮里駅―(JR山手線)→池袋駅―(東京メトロ丸の内線)→茗荷谷駅-(徒歩1分)→茗荷谷キャンパス
柏駅から茗荷谷駅まで電車で【約53分】でした。
これまで中央大学の文系のほとんどの学部が多摩キャンパスでしたが、2023年4月についに茗荷谷キャンパスに移転になります!来年度受験する学年は、1年生から茗荷谷キャンパスです!(もともと人気な大学学部ですが、さらに倍率上がること不可避だと予想されます!)
参考HP:中央大学HP
◆明治大学 法学部

<大学の特色>
明治大学の法学部には、法律のエキスパートを目指す「法曹コース」、IT社会で法と関わりのある職業を目指す学生のための「法と情報コース」、多様性の中から普遍性を見出す「国際関係法コース」、企業・ビジネス社会で活躍しようとする学生のための「ビジネスローコース」、多方面にわたる公共・公務員試験に対応した「公共法務コース」の5コースが設置されています。法律の基礎や教養科目などを学んだ上で1年次の10月にコース選択を行い、2年次から各コースに分かれて専門性を身につけます。学科制ではなくコース制のため、将来の進路が変わることに伴い、柔軟にコース変更を行うことも可能です。
将来、裁判官・検察官・弁護士を目指す学生に対して、法曹専門職試験合格へのステップアップをはかるために「法制研究所」が設立されました。公務員試験合格に向けた「行政研究所」もあります。
明治大学の法学部は、ゼミ教育に力を入れています。1・2年次では、主に文献の調べ方やレポートの書き方、発表の仕方といった基礎が中心です。3・4年次の「専門演習」では、自分が専門的に研究したいテーマのゼミを選択します。
<卒業後の進路>
◇進路状況
就職713名(89.2%/うち公務員20.1%、民間79.9%)、進学46名(5.8%)、各種試験受験26名(3.3%)、海外留学・各種学校入学5名(0.6%)、自営・継続9名(1.1%)
◇業種別進路状況
1位は公務(20.1%)、2位は金融業・保険(14.9%)、3位は情報・通信(14.6%)でした。私立大学の中でも、公務員の割合が高めです。
<柏からのアクセス>
◇1・2年次 和泉キャンパス
柏―(JR常磐線)→日暮里駅-(JR山手線)→新宿駅―(京王線特急)→明大前駅-(徒歩5分)→和泉キャンパス
柏駅から明大前駅まで電車で【約63分】でした。
◇3・4年次 駿河台キャンパス
柏―(JR常磐線)→北千住駅-(東京メトロ千代田線)→新御茶ノ水駅→(徒歩3分)→駿河台キャンパス
柏駅から駿河台キャンパスまで電車で【約37分】でした。
1・2年次に通う和泉キャンパスは若干遠いですが、3・4年次に通う駿河台キャンパスは近くなり一気に通いやすくなります。
参考HP:明治大学HP
◆青山学院大学 法学部

<大学の特色>
青山学院大学の法学部は、「法学科」と2022年4月開設予定の「ヒューマンライツ学科」の2学科制です。ヒューマンライツ学科は、人権問題の解決のためという目的意識をもって、法学をはじめ様々な学問分野の観点からヒューマンライツ(人権)を学ぶことができる日本初の学科です。法学系の必修科目だけでなく、政治学や経済学、公共政策の入門科目を学ぶことができます。どちらの学科においても、論理的・合理的思考力を用いて社会的課題に対し妥当な解決策を導ける能力の養成を重視しています。3・4年次だけでなく、1年次にも少人数の演習科目を設置しています。教員は、理論志向から実務思考、国内法から外国法、基礎研究から先端・応用研究まで個性豊かな教員が揃っているそうです。
法学部は、正規科目として単位認定の対象となる学部独自の海外研修プログラムを設置されています。オーストラリア、アメリカ、中国、イギリスの4か国にある法学部の協定締結校などにおいて、それぞれの国・地域の法制度や社会の実情を学ぶことができます。
また、2021年度から「法学教育センター」を設置しています。ここでは、公務員試験や各種資格試験の受験、大学院受験などを志す学生へのサポート、法科大学院を修了した研修生の司法試験受験のサポートも行っています。さらに、人権、刑事政策、自治体政策、公私協働などの事項について、大学における講義で学習する理論が社会でどのように実践されているのかを知り、実感することによって、理論と実践の違いを理解できる「法務省連携研修」があります。これは、法務省、立地自治体協力の下に行われるもので、大学の正規授業科目としては国内唯一のプログラムです。
<卒業後の進路>
就職374名(81.3%)、進学16名(3.5%)、その他
業種別進路状況
1位は金融・保険(22.0%)、2位は情報・通信(13.3%)、3位は卸・小売(10.2%)、公務員は9.0%でした。
<柏からのアクセス>
柏駅-(JR常磐線)→北千住駅―(東京メトロ千代田線)→表参道駅→(徒歩5分)→青山キャンパス
柏駅から表参道駅まで電車で【約52分】でした。都心のど真ん中にあり、渋谷か原宿もすぐ近くにあるので、刺激的な大学生活を送れそうですね!
参考HP:青山学院大学HP
◆立教大学 法学部

<大学の特色>
立教大学には、法学科、国際ビジネス法学科、政治学科の3学科が設置されています。
法学科の大学入学から通算5年間で修士号が取得できる「大学院特別進学生制度」があるので、研究者志望者や資格試験の受験を控えている学生、社会人になるにあたり専門的に学問を修めたいと考えている学部生に、早期集中的に研究・勉強する環境が整っています。法学科の法曹コースは、修了すれば法曹養成連携協定を締結している法科大学院(2021年4月時点において、慶應義塾大学、早稲田大学、中央大学の各法科大学院)に特別枠で進学できるなど、さまざまなメリットがあります。
国際ビジネス法学科は、2022年4月から英語による少人数授業を主体とするグローバルコースを設置しています。法学部の中に法学と政治学の両方を1つの学部で本格的に学べます。法学部と政治経済学部等に分かれていることが多く、こういった学部は首都圏の私立大学では必ずしも多くはありません。法学部に法律系・政治系の学科がある所もありますが、その中でも、立教大学は学科の垣根が低く、一部の例外を除き、学部で開講されるすべての科目を履修できる等、両分野を総合的に学びやすい体制を整えています。
また、大学に入るところから実社会に出てゆくまでを学び考える「法政ゲートウェイ講義」という講義があります。公務・司法職・ビジネスとメディアの3つのテーマがあります。
<卒業後の進路>
就職希望者の97.9%が就職をしています。
1位が情報・通信(約18%)、2位が金融・保険とサービス業(約15%)、公務員が13%です。
<柏からのアクセス>
柏駅-(JR常磐線)→日暮里駅-(JR山手線)→池袋駅-(徒歩7分)→池袋キャンパス
柏駅から池袋駅まで電車で【約42分】でした。
参考HP:立教大学HP
◆法政大学 法学部

<大学の特色>
法政大学の法学部には、法律学科・政治学科・国際政治学科の3学科が設置されています。他学科の専門科目もほとんど履修することができるため、学際的な学びが可能です。一つのテーマを法律・政治・グローバスの3つの観点から掘り下げることができます。
法律学科では、「法曹コース」があり、法学部3年間+法科大学院2年の5年一貫教育を行うコースがあります。また、法律専門職を目指す学生のために、正規カリキュラムとは別に「法職講座」と設置しています。主に卒業生である弁護士が講師を担当し、専門知識の修得だけでなく、答案の書き方や法曹界全般についてのアドバイスも受けられます。カリキュラムは、法律学の入門的な科目からスタートした上で、2年次以降に希望のコースを決定するガイドライン型の6つのコース制となっております。このコースは、一度決めてから3・4年次に変更することも可能です。
政治学科は、「政治理論・歴史・思想」と「政策・都市・行政」の2つの科目群に分かれており、1年次から多くの専門科目を履修できるのが 特徴です。履修の自由度に配慮しつつ、科目履修が偏ることなく、履修から得られる知見が綜合化されるよう組まれています。
国際政治学科は、アジア国際政治コースとグローバル・ガバナンスコースの2コース制となっています。政治学科はカリキュラムを自由に選択できるのに対して、国際政治学科は必修科目と選択科目が多いこと、徹底した英語教育と使える英語の実践ができること、新しい時代の国際政治の理論と現実を反映した新設科目が多いことが特徴として挙げられます。政治学科と国際政治学科の科目は、相互に履修することができるため、学生一人ひとりの将来の進路に応じた履修が可能です。
<卒業後の進路>
◇進路状況
進学32名(3.5%)、就職755名(89.0%)
◇業種別就職状況
1位が情報・通信(15.1%)、2位がサービス(15.0%)、3位は公務(14.1%)です。
<柏からのアクセス>
柏駅-(JR常磐線)→新御茶ノ水駅→小川町駅-(都営新宿線)→市ヶ谷駅-(徒歩10分)→市ヶ谷キャンパス
柏駅から市ヶ谷駅まで電車で【約55分】です!市ヶ谷は都営新宿線以外にもJR総武線や東京メトロ南北線・有楽町線が通っており、さらに都営大江戸線の通っている飯田橋駅からも通えるため、自宅から通いやすい路線を選べて便利ですね!
参考HP:法政大学HP
◆学習院大学 法学部

<大学の特色>
学習院大学法学部は、法学科と政治学科の2学科が設置されています。
法学科は、基礎的な科目と応用的な科目を卒業までにバランスよく履修できるよう工夫されたカリキュラム体系になっています。少人数制の演習を通して「リーガルマインド」を身につける実践的な学びができます。教員は、法曹界の第一線で活躍している実務家教員も含め、法科大学院の担当教員が学部向けの授業を担当することも特徴です。
政治学科は、政治学、国際関係学、社会学のさまざまな科目とともに、メディアや政策の実務を総合的に学びます。意欲ある学生に向けては、さらに高度な英語能力や分析能力の育成を目指す特別選抜(FT=Fast Track)コースがあります。これは、2年次または3年次のどちらからでも参加できます。早期卒業や早期修了により、入学後5年間で修士号を得られるようになっています。
また、グローバル化に対応してセメスター制(前後期制)となっており、年度途中で留学に出たり、留学から帰ってきたりすることが容易な履修制度になっています。学習院大学は、国際センターを中心に、留学サポートや海外からの留学生受け入れなど、学内外で国際交流を活発にする取り組みを行っています。
<卒業後の進路>
◇業種別就職実績
1位が金融・保険業(19.5%)、2位が情報・通信、マスコミ(17.0%)、3位がサービス(16.5%)です。公務は、10.1%でした。大学院進学者は、数名のようです。
<柏からのアクセス>
柏駅-(JR常磐線)→日暮里駅―(JR山手線)→目白駅―(徒歩30秒)→目白キャンパス柏駅から目白駅まで電車で【約47分】でした。学習院大学は、目白駅を出てすぐあるので、超駅近です。柏駅からだと乗り換えも1回なので、とても通いやすいですね。
参考HP:学習院大学
◆國學院大學 法学部

<大学の特色>
國學院大学の法学部は、将来の目標に合わせた3つの専攻から選ぶことができます。将来の進路を法律や政治の分野にしぼって考えている人には「法律専門職専攻」と「政治専攻」を、法律や政治を学びながらある程度学んだ上で目標を考えてみたい人向けの「法律専攻」があります。
さらに法律専攻と政治専攻はコース制となっており、現在の関心や興味に応じて好きなコースを選択することも、途中でコース変更することもできます。
また、法学部には「パラリーガル実務講座」があり、弁護士の補助職である法律事務職員・パラリーガルの実務を学ぶことができます。法律専攻には、法学部専門教育科目「キャリア・プランニング」という講義があり、自分の将来について考えるきっかけを作ってくれます。
<卒業後の進路>
具体的な数値は出てきませんでしたが、公務員からメーカー、金融等、幅広い就職先がありました。法科大学院への進学はもちろんですが、合格実績の高い予備校と提携して「公務員・資格試験講座」を設置して、市価よりも安価で在学生が受講できるようサポート体制が整っています。また、宅地建造物取引士講座、行政書士講座等の専門職対応の講座もあります。
<柏からのアクセス>
柏駅-(JR常磐線)→松戸駅-(JR常磐線)→表参道駅-(徒歩15分)→渋谷キャンパス
柏駅から表参道駅まで電車で【約54分】でした。柏からだと表参道の方がアクセスしやすかったですが渋谷駅だと徒歩13分なので、そちらを選んでもいいと思います。
参考HP:國學院大学
◆専修大学 法学部

<大学の特色>
専修大学の法学部は、法律学科と政治学科があります。
法律学科には、1年次から12の履修モデルを参考にめざす将来に応じて学べます。具体的には、弁護士や検察官、裁判官、司法書士を目指す法曹モデル、行政書士を目指す行政書士モデル、公認会計士、税理士、国税専門官を目指す税法務モデル、公務員、検察事務官、衆議院・参議院事務局職員等を目指す国家公務員・地方公務員モデル、警察官・消防官モデル、裁判所事務官モデル、商法を中心に学修する一般ビジネス法務モデル、金融業界や金融取引で必要とされる法的知識を修得する金融ビジネス法務モデル、不動産・建設業界を目指す不動産・建設ビジネス法務モデル、外国の法と法の歴史モデル、国際関係法モデル、教職モデルです。非常に細かくモデルが分かれているため、進路の方向性が決まっている人にとっては1年次から専門的に学べる環境が手に入ります。
政治学は、政治理論・歴史コース、国際政治・地域コース、日本政治・政策コースの3つのコースがあります。1年次から少人数教育でレポート作成や発表のスキルを学び、2年次からは3つのコースから1つを軸に専門知識を広げます。選択コース以外の科目も履修できるので、自分の学びに合わせて科目を組むことができます。
<卒業後の進路>
◇進路状況
就職579名(78.7%)、大学院等進学26名(3.4%)
◇業種別就職状況
1位が教育・公務(21.1%)、2位が卸・小売(19.5%)、3位が情報・通信(10.5%)でした。
専修大学は、各種資格試験対策講座をはじめ、キャリア支援科目や課外講座、TOEIC講座等を開講しており、キャリアサポートをしています。
<柏からのアクセス>
柏駅-(JR常磐線)→北千住駅―(東京メトロ千代田線)→大手町駅―(東京メトロ半蔵門線)→九段下駅―(徒歩1分)→神田キャンパス
柏駅から九段下駅まで電車で【約45分】でした。
神田キャンパスは、都営三田線、都営新宿線、東京メトロ半蔵門線の神保町駅から徒歩3分、JR総武線の水道橋駅から徒歩7分で通えます。
参考HP:専修大学
◆東洋大学 法学部

<大学の特色>
東洋大学の法学部には、法律学科、企業法学科、法律学科イブニングコースが設置されています。全学年の法学部生を対象として「法学部長杯争奪法律討論会」や大学祭で行われる「模擬裁判」も特色です。
法律学科には、法曹になるための法科大学院への進学や司法書士・行政書士などの法律系の資格取得を目指す法律専門職モデル、衆議院・参議院・地方議会の議員、職員、秘書、NGO・NPO、マスコミ関係への就職を目指す「政治・政策モデル」、国家公務員や地方公務員、警察官などを目指す「公務員モデル」があります。
企業法学科には、公認会計士、税理士等の法律学と会計学の両方を大学で学びたい学生向けの「ビジネスキャリア法モデル」、外資系企業や国際機関を目指す学生向けの「グローバルビジネス法モデル」、スポーツ関連企業やスポーツに関連する業務を行う公務員、スポーツイベントを運営するNGO・NPO法人を目指す学生向けの「スポーツビジネス法モデル」の3つの履修モデルがあります。
法律学科イブニングコースは、6・7限という限られた時限の中で効率よく集中的に学べるカリキュラムになっています。イブニングコースの学生も第1部法律学科の科目を一部履修でき、さらに第1部の科目を担当する教授陣がイブニングコースの科目も担当しています。
<卒業後の進路 ※1部のみ>
◇進路状況
就職者率(就職者÷卒業生数)82.1%、進学率3.5%
◇業種別就職状況
1位が卸・小売(17.5%)、2位が公務員(13.1%)、3位が情報・通信(12.2%)でした。
<柏からのアクセス>
柏駅-(JR常磐線)→日暮里駅-(JR山手線)→駒込駅-(東京メトロ南北線)→本駒込駅-(徒歩5分)→白山キャンパス
柏駅から本駒込駅まで電車で【約42分】でした。白山キャンパスは、本駒込駅以外にも、都営地下鉄三田線白山駅からも徒歩5分で通うことができます。
参考HP:東洋大学HP
◆日本大学 法学部

<大学の特色>
日本大学の法学部は、法律学科(2部あり)、政治経済学科、新聞学科、経営法学科、公共政策学科の多彩な専門性を持った5学科により構成されています。
法律学科には、法曹を目指す学生に向けた法曹コースと幅広い法分野の知識・技能やリーガルマインドを修得する総合法コースの2コースがあります。
政治経済学科には、国際政治経済コース、日本政治経済コース、地方行政財コース、政治経済理論コースの4コースがあります。
新聞学科は、将来目指す職業に合わせて履修を組むことができます。ジャーナリズム、広報広告、メディアコンテンツ、ネットメディア、出版メディア等、コミュニケーション、メディアの理論と実績を融合しています。
経営法学科は、法律と経営の知識の両方を体系的に教育するため、ビジネス法コース、国際法務コース、知的財産コースの3つのコースがあります。
公共政策学科は、法律学、政治学、経済学の知識を基礎として、行政職課程、公共政策総合コース、福祉・社会政策コースの3コースに分かれます。
さらに、日本大学には、法学部以外の他学部の授業を受講できる「相互履修制度」があります。一定の枠はあるものの卒業に必要な単位として算入することができる上に、学生同士の交流を図るものとされています。
<卒業後の進路>
◇進路状況
就職と進学の割合を示すデータが見つかりませんでした。
◇業種別進路状況
同率1位が公務と情報・通信(15.6%)、3位がサービス(13.8%)でした。公共政策学科は、33.3%が公務となっており、他の学科と比較しても公務に進む割合が高いです。新聞学科は、30.8%が情報・通信となっています。法学部といっても、日本大学は学科ごとの特色があるため、就職先の業種も学科によって違いが表れていました。
<柏からのアクセス>
柏駅―(JR常磐線)→日暮里駅―(JR山手線)→秋葉原駅-(JR総武線)→水道橋-(徒歩5分)→神田三崎町キャンパス
柏駅から水道橋駅までは電車で【約44分】でした。神田三崎町キャンパスは、JR中央総武線、都営三田線の水道橋駅だけでなく、都営三田線、都営新宿線、東京メトロ半蔵門線の通っている神保町駅も使うことができます。
参考HP:日本大学HP
◆立正大学 法学部

<大学の特色>
立正大学の法学部は法学科の1学科制ですが、その中に「公共法コース」「公共政策コース」「現代社会コース」3つのコースがあります。入学志願時の段階で、関心のある分野や将来のおおよその進路に応じて企業法・公共政策コースか現代社会コースのどちらかえお閃絡し、企業法・公共政策コースでは1年次12月に企業法コースか公共政策コースのどちらかを選択します。
発展的な特別プログラムとして、「語学・留学特別プログラム」や「法曹養成特別プログラム」があります。また、資格試験や公務員試験の合格を目指している学生向けに、正規の授業としての演習科目として連動する形で外部専門学校と連携して受験対策講座を開講しています。
<卒業後の進路>
◇進路状況
就職者数238名(就職率94.4%※就職希望者に占める就職者の割合)、進学者数2名
◇業種別進路状況
1位が卸・小売(24.3%)、2位が公務(14.7%)、3位が情報通信(8.0%)でした。
<柏からのアクセス>
柏駅-(JR常磐線)→日暮里駅―(JR山手線)→大崎駅―(徒歩5分)→品川キャンパス
柏駅から大崎駅までは電車で【約60分】でした。品川キャンパスは、JR山手線と都営英可撤浅草線の五反田駅からも徒歩5分で通えるので、通いやすい駅を選ぶことができます。
参考HP:立正大学HP
◆中央学院大学 法学部 ※千葉県

<大学の特色>
中央学院大学の法学部は、「司法コース」「行政コース」「ビジネキャリアコース」「フィールドスタディーズコース」「スポーツシステムコース」の5つのコースに分かれて基礎を学びます。出願時にコース選択をするため、1年次からコースごとに各基礎を学びます。中央学院大学は担任制度があるため、学生生活全般を親身に支援してくれます。
また、法学部は公務員100人構想を掲げ、公務員養成に特化した独自のプログラムと実際の現場で役に立つ実のある学習で、即戦力の公務員を養成しています。全学部対象で、史学の学校TACと連携した公務員対策講座も開講しており、手厚いサポートがあります。
<卒業後の進路>
◇進路状況
就職209名(80.7%)、進学4名(0.2%)
◇業種別就職状況
1位がサービス(27%)、2位が卸・小売(21%)、2位が公務(13%)でした。
<柏駅からのアクセス>
柏駅-(JR常磐線)→我孫子駅―(徒歩20分/スクールバス約7分)→中央学院大学
柏駅から我孫子駅まで電車で【約5分】です。 柏駅から一番近い法学部のある大学は、中央学院大学でした。
参考HP:中央学院大学
調べてみると、大学ごとに特色・アピールポイントがあることがわかりますね。約60分を超えても頑張っても通う、一人暮らしをして通うことを選べば、さらに選択の幅は広がります。法学部は、法曹系の職業を選ぶ場合には大学や大学院、大学のサポートを調べることはとても重要になります。進学実績を見ると、民間企業に就職している割合も高いので、「弁護士を目指しているわけじゃないから法学部は興味ない。」と思っていても、政治学等興味がある分野があるかもしれないので、よく調べて考えてみてください。将来自分が何をしたいのか、大学で何を学びたいのかを考えて、本質的な進路選択をすることを願っております。
そうはいっても、自分一人で将来何をしたいのか、何を学びたいのかを考えることはとても大変です。人に話すことで自分の気持ちを自覚することもあると思います。
CoABLE柏教室では、そんなあなたの進路選択をサポートする「カウンセリング」を随時受付中です。
本当に行きたい・目指したいと思える志望大学を一緒に考えましょう!
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