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指定国立大学法人、文科省が新たに九州大学を追加指定

世界最高水準の教育・研究を目指す国立大学法人を指定する指定国立大学法人に九州大学が追加されました。東京大学や京都大学などに続く全国10校目の指定で、九州大学は新たな社会・経済システムを創出するイノベーション・エコシステムの中核となり、総合知で社会変革を牽引するとしています。

文部科学省によると、今回の指定については4~5月に公募があり、九州大学が申請していたそうです。外国人を含む有識者会議で構成する国立大学法人評価委員会で申請内容を審査するとともに、現地調査した結果、指定に該当すると判断しました。これを受けて、末松文部科学相が指定しました。

指定国立大学法人は大学教育水準の著しい向上とイノベーションの創出を目指し、世界最高水準の教育・研究が見込まれる国立大学法人を文科省が指定する制度で、これまでに東京大学・京都大学など計9校が指定されています。

九州大学は2020年度に筑波大学、東京医科歯科大学とともに申請していましたが、自らの強みと弱みの分析が不十分で、現在の潜在能力を十分に生かした計画ができていないとして認められませんでした。

このため、計画を練り直すなどして再申請したもので、石橋総長は「本学の強みを生かした脱炭素、医療・健康・環境・食料における課題解決や、デジタルトランスフォーメーションによる教育・研究・医療の高度化を進めたい」とのコメントを発表しました。

日本の大学は世界のランキングで見ると、かなり低い位置にいます。理由は国が教育に対してお金をかけていないからではないかと考えています。国を挙げて、取り組んでいる国に対して遅れをとるのは必然かと。コロナもあり、教育や知識の大切さが身に染みたはずです。国には予算の使い方を再検討してもらいたいものです。

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