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合格する小論文
10月に入って、まだまだ夏のような気温が続いていましたが、いよいよ来週は西高東低の気圧配置、つまり冬の空気が入ってくるそうです!急激な気温の変化に負けないのも受験で大事なこと!丈夫な体を作りましょう!
10月から、総合型選抜も佳境に入ってきますね。ではどうやったら合格する小論文が書けるようになるのでしょうか。私も早稲田大学法学部をセンター利用で小論文がありました。その経験から考察していきましょう!
まず小論文を書くときには、きれいな文章は必要ないということを頭にいれましょう。小論文は字数がかなり制限されているので、言いたいことを端的に書かないと字数を越えてしまいます。よって、箇条書きをつなげるくらいのイメージで仕上げていきたいですね。
同時に意識したいのが、書いてる内容が途中から設問の意図とずれていないかということです。例えば「いじめを防ぐには」というテーマなのに、最後はいじめはよくないという内容で終わっているとおかしいですよね。文章をかいているうちに、自分の文章に酔っていくことがあります。しっかり客観的にとらえることを意識しましょう。
小論文の作成がうまくなるコツは、たくさん書いて、しかるべき人間に採点してもらうことです。そして文章を推敲し、洗練していくうちにかなり上達してきます。小論文のコツみたいな参考書を読んだからといって、文章はうまくなりません。書いて書いて書いてうまくなるのです。実践あるのみです。
採点者がみているのは、設問の理解度、自分の意見の明確性、対立意見との相違です。この3つは文章に採点者がわかりやすいように組み込みたいですね。出題パターンも課題論述型、文章読解型、資料分析型とありますが、やることは先に述べたことがすべてです。課題論述型・資料分析型は、ある程度の知識がないと太刀打ちできないケースがあります。最低限自分が志望する学部の知識は勉強しておきましょう。私も小論文対策で憲法に関する本を読んだりしました。岩波新書はおススメですね。難しすぎることもありますが・・・。
さあ皆さん、ペンと原稿用紙の準備はできましたか?小論文の過去問は蛍雪時代がたくさん載ってますよ。頑張りましょう!